インプラント治療費用の内訳
インプラント治療にかかる費用は、「インプラント」、「被せ物」、「メンテナンス費」の3つで構成されています。
インプラント治療にかかる費用は、「インプラント」、「被せ物」、「メンテナンス費」の3つで構成されています。
当院で使用しているのは、HA(ハイドロキシアパタイト)インプラントです。HAインプラントは、骨との親和性が非常に高いインプラントです。親和性が高いのは、骨とインプラントを結合する部分を骨と同じ成分でコーティングしているからです。純チタンインプラントの素材は、骨とは違う成分である金属です。そのため、骨とインプラントが早期に結合しません。骨と結合するのに時間がかかると、患者さんへの負担がその分大きくなります。
HAインプラントは、埋入した部分のほとんどが骨と結合します。
骨と結合しにくい場合は、インプラントを深く埋入することが必要です。ただ、埋入が深くなると、神経や血管を傷つける恐れがあります。
健康な歯を抜くことがある治療法には「オールオンフォー」があります。オールオンフォーは、総入れ歯やほとんど歯がない患者さんに向けた治療法です。4本のインプラントですべての歯(14本)を支えることができる治療法ですが、ご自身の歯が1本でも残っていると、オールオンフォーで治療することができません。この場合、オールオンフォーでは、残った歯をすべて抜いて治療を行います。
当院では、総入れ歯やほとんど歯がない患者さんには「1日総インプラント」という方式で治療しています。1日総インプラントでは、手術から歯の装着までを1日で行えます。オールオンフォーは、1本でも歯が残っていると、その歯を事前に抜く必要がある治療法ですが、1日総インプラントは、失った歯にだけインプラントを入れる治療法のため、健康な歯を抜くことが一切ありません。
被せ物に使用しているのは、「セラミック」と 「ハイブリッドセラミック」です。
セラミックは審美性に優れた被せ物のため、主に前歯で使用します。
ハイブリッドセラミックは、耐久性に優れた被せ物のため、噛む力の強い奥歯で使用します。
以下の費用は、手術費用、麻酔費用、診断・検査費用などすべて含まれています。
追加料金は、一切いただきません。
インプラントと被せ物の数は、必ずしも同じ本数にはなりません。複数の歯をインプラントにする場合、治療費とのバランスを考えて、一部の被せ物をブリッジにすることがあるからです。ブリッジにした場合でも、耐久性や噛み合わせに問題はありません。また、口内の健康を守るためにブリッジを選ぶことがあります。インプラントを埋める本数が複数の場合、患者さんによっては、インプラント同士の間隔が狭すぎることがあります。この場合、骨を傷つける恐れがあるため、ブリッジを選択した方が患者さんの歯のためになると考えています。
当院では、以下のお支払い方法に対応しております。
インプラント治療専用のクレジットローンでは、月々のお支払い予算に合わせて、84回分割払いまで、無理なくご利用いただけますので、お気軽にご相談下さい。
(身分証明書と口座振替用の通帳・銀行印が必要です)
医療費控除とは、支払った医療費の一定額を、 確定申告した後に受け取ることができる制度のことです。1年間に支払った医療費の合計が10万円以上になると、医療費控除の対象になるの で、インプラント治療は医療費控除ができます。
医療費控除の制度を使えば、インプラント治療を半額程度で受けられる場合もあります。
例えば、インプラント治療費に50万円かかったとしても、確定申告後に20万円返ってくれば、 実質は30万円でインプラント治療を受けられたことになります。
医療費として控除される金額を求める計算式は次の通りです。
医療費として控除される金額=
1年間に支払った医療費の合計-保険金などで補てんされるお金-10万円(年間の所得課税が200万円未満の場合はその5%)
※保険金などで補てんされるお金は、保険会社から支給されるお金のことです。
例 ) 治療費用の総額が100万円の場合
年収300万円の方の場合⇒医療費控除額は18万円です
年収600万円の方の場合⇒医療費控除額は27万円です
年収1000万円の方の場合⇒医療費控除額は38万8千円です
医療費控除については、仕組みや手続き、受け取れる金額などのご説明までさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。